ディアマジ -魔法少年学科-
なにか面白そうなゲームないかなーとSwitchのセール品を眺めていましたところ、こちらのゲームを発見しました!
「ディアマジ -魔法少年学科-」!
分類は乙女ゲームですが、キャラクターと付き合ってイチャイチャしたり〜はありません!
あくまで「青春ストーリー」です。
というのも、どうやら元々はサービスが終了したスマホアプリゲームだったようで。
あんスタあたりに馴染みがある方なら察しはつくと思うのですが、この手のアプリゲームって長くサービスを続けるために、相手キャラにアピールしたりされたりはあっても「誰か一人を選ぶ」という過程は描かない傾向があるんですよね。
そのため、メインストーリーの選択肢で好感度が上下するといったことはありません。
一応、正しい選択肢を選ぶことでスチルが見られたり、サブストーリーが解放されたりなどのメリットはありますが、基本のストーリーに変化はありません。
(一部選択肢を反映してセリフが変わったような?箇所もありましたが、一言程度の変化ですのであまり変わりはないかと)
加えて、Switch版に移行したことにより、本来スマホアプリ版であったであろう「なんらかのゲームをしてストーリーを解放」という過程が省かれ、ストーリー(+ちょっとしたおまけ)のみの収録になっています。
そのため、追加課金のストーリーを除いてすべてのスチル・ストーリーを確認した感想としましては、ラブコメ小説(一部ボイスあり)を読んだような気分でした。
ラブコメやギャグが好きな身としては、ストーリーが面白くキャラクタービジュアルも超好みだったので結構満足度が高かったのですが、乙女ゲームにありがちな好感度上げやイチャイチャシーンを期待している方にはおすすめできないな〜という感じです。
以下はストーリーのほんのりネタバレ感想です。
カイトくんな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
一応購入前にレビューや感想ブログなどを見て察しはつけていたのですが、製作陣はカイトくんに負担を与えすぎでは????
というか彼にあの情緒不安定さを与えておいて真ん中ポジに据えるかね…いい意味で裏切られました。
なんというか、真ん中ポジかつ元気キャラに対して、いかに自分が絶対的な偏見と信頼を抱いていたかをまざまざと見せつけられた気がしましたね。
そうだよなあ…普通高校生でそんな神みたいな精神力持ってねぇよなあ…。
他の子たちは概ね予想通りの良い子たちで安心でした。
リンくんがなんだかんだ好き。
アラタくんもなんだかんだ良い子で可愛い。
キャラクターごとのストーリーはリンくんとユウくんがダントツで好きでした。
リンくんのストーリーはリンくんの良いところが存分に出てて素敵だったし、ユウくんのストーリーはギャグでしかなくて好き。ああいうのほんと弱い。好き。顎クイされて頬染めるサクヤ先輩死ぬほど笑った。
そして多分このチームの一番の功労者はニキくんなんだろうなあ…。
ちゃんと周りが見れてるし、嫌なことを一切言わない。
ミカくんに対しての行動はちょっとだけ目を瞑る。
主人公の女の子については、ほどよい鈍感力は嫌いじゃないんだけど、相手が嫌がってることを強要したり晒け出させたりして「ごめん…私なんにも分かってなかった…」ってなる一連の流れは好きじゃなかったなあ…。
しかもそれが一度や二度じゃないのがなあ…。
好意を持たれているからまだいいのか?って感じだけど、あまりに強要しすぎるからカイトくんやミカくんが少し不憫に思えてしまったよ…。
まあでも乙女ゲームの主人公だし、高校生だし、アラタくんじゃないけど、聖女的な性格を求めるのはちょっと違うのかもしれないね。
そんな感じ。
バーイ!