ムヒERとの出会い 〜7年の耳のかゆみとの別れ〜
耳!!
かゆい〜〜〜〜!!!!!
耳かき!!
気持ちいい〜〜〜〜!!!!!!
そしてそのまま耳をかきすぎていたら、耳のかゆみが毎日止まらない!!!
耳鼻科にも行った!
かかなければ良いということも分かっている!
それでも耐え切れず、まるで依存症のように耳をかき続けて苦節7年…。
そんな私がわずか3日で耳のかゆみとオサラバできたのがとても嬉しかったので、同じ悩みを持っている人の一助になればと思い、経緯を記していきます。
かゆみ地獄の始まり
私の耳のかゆみが止まらなくなったのは、大学生の頃からでした。
当時、私は徒歩20分かけて毎日大学に通っていました。
それこそ、暑い日も寒い日も、授業があれば毎日欠かさず往復40分歩いていました。
大学は高台の方にあったので、通学路から見下ろす広々とした住宅街の景色はとても気持ちいいものでした。
とはいえ、どんなに良い景色でも、毎日見ていたら飽きるものです。
私は当時好きだったリズムゲームの曲を聴きながら歩いていました。
暑い日も寒い日も、毎日イヤホンをしながら歩いていたのです。
夏はもちろんのこと、冬場でもそれだけ歩いていれば少なからず汗をかきます。
耳の中も例外ではなく、しかもイヤホンで耳の穴を塞いでしまっているため、耳の中はずっと蒸し蒸しの状態。
そんな毎日を続けていたら、耳がかゆくなり始めたのです。
のちに耳鼻科に行くことになり知るのですが、原因は耳の中にカビができていることでした。
さて、原因はさておき。
私のかゆみ地獄はここから始まりました。
虫刺されなんかを思い出していただくとわかるのですが、かゆい場所をかくと、一時的にかゆみが治まるのですが、すぐにまたかゆみがぶり返してきますよね?
当時の私は耳の中にまでそんなルールが適用されているとはつゆ知らず、耳かきで思う存分耳の中をかき、またかゆみがあれば耳かきで何度も耳の中をかいていました。
耳かきを、耳の掃除の目的ではなく、完全に孫の手の用途で使っていたということです。
そうして刺激に弱い耳の中の皮膚はかぶれ、時には出血し、時には汁のようなものが出てくるようになっていきました。
さすがにここまで来ると自分でもドン引きします。
何度ももう耳をかくのはやめようと思います。
しかし、傷の治りかけのカサブタの状態って妙なかゆみがあるではありませんか。
耳のかゆみを我慢するんだ!と意識していれば良いのですが、無意識に耳かきや綿棒や指で耳をかいているのです。
これは自分の我慢だけではどうにもならん、と耳鼻科に行きました。
耳鼻科の先生は私の耳を見て、「綺麗すぎる」「耳をかきすぎだ」と言いました。
そして、奥の方にカビが生えていることを指摘し、クリーム状の塗り薬を出してくれました。
本来ならこのまま耳鼻科に通っていれば良かったのですが、自分の我慢の弱さや耳にカビがあるという恥ずかしさ、そして耳鼻科の先生に懇々と叱られたことから、それ以降耳鼻科に行くことはありませんでした。
耳鼻科でもらったクリーム状の塗り薬は、耳をかくのを阻止するという意味では効果がありましたが、耳のかゆみがなくなったわけではないため、耳が乾くとどうしても耳をかいてしまいました。
そのうち、耳をかくことがストレス発散になっていきました。
というより、ストレスを感じると余計に耳のかゆみを強く感じるようになっていたため、ストレスを感じる→耳をかくの永遠ループが始まりました。
こうして、社会人になっても具体的な対処法が取れないまま、7年間も耳のかゆみ・耳かきのしすぎを放置していました。
耳かきをやめようと思ったきっかけ
私にとって強くストレスを感じていた出来事が一段落し、自分を見つめ直す時間ができました。
そのときに、自分の中で煩わしく思っていることや、自分の体に悪影響を及ぼしていることをきちんと対処しようと思うようになりました。
その一つとして、耳のかゆみへの対処をもう一度しようと決意しました。
ネットで「耳 かゆみ 市販薬」などで検索したところ、耳のかゆみ用の薬が意外と存在することを知りました。
で、検索結果の上位に「ムヒ」と「メンソレータム」という聞き覚えがある単語を見つけたため、まずこのどちらかを使用してみようと思いました。
商品の紹介ページを見た際に、塗りやすそうだなと思ったことと、「刺激感が少ない」と記載されていたことから、とりあえずムヒERの方を使用することにしました。
ちなみに、私が見たページはそれぞれ以下のページでした。
個人的には耳のかゆみが治るならどちらでも良かったのですが、私の最寄りのドラッグストアにもムヒERが置いてあったため、思い立ったその日に購入しました。
(あとで調べて知ったのですが、置いていないドラッグストアもあるそうです)
(私の場合は皮膚系の軟膏類と一緒に置いてありましたので、探す際はそのあたりを見てみると良いのかなと思います)
実際に使ってみた
善は急げ!早速使ってみよう!というわけで、使ってみた感想を経過ごとに以下にまとめました。
念頭に置いてほしいのは、「7年間毎日耳をかいており、出血や変な汁が出ることも経験した耳」での使用感になりますので、おそらく全員が全員そんな風になるわけじゃないよということです(特に1日目の感じとか…)。
ではいきましょう!
1日目(悶え・苦しみ)
初めて耳に塗布したところめちゃくちゃに滲みて、耳の中に激痛と強いかゆみを覚えました。
しかし塗布したばかりなのでかけない!
その間も耳の中は滲みて痛い!!さらにかゆい!!!
言葉にすると「おおおおおおおおおおおおおおおおぅぅうううううううううぅううああああああああああ」って感じ。
とにかく滲みる。めっちゃ滲みる。
しかし、体感3〜5分ほどの痛み・かゆみに耐えると、嘘みたいに痛みもかゆみも消え、耳の中にはスーッとした爽快感だけが残りました。
しばらくして耳がかゆくなったらまた塗布します。
二度目以降も塗布後の痛み・強いかゆみは出ますが、悶絶しながら耐えているとスッとかゆみがなくなります。
最初のうちは塗布したてでもかかないように気をつけましょう。
私の場合、お風呂上がりに油断して耳を触ってしまい、やべっと思って慌てて塗布したら痛みが増しました。
塗布する際も、綿棒でポンポンと優しく置くように塗るのが痛みを抑えるコツかもしれません。
2日目(ヒリヒリ・ピリピリ)
1日目よりは酷くありませんが、塗布後にヒリヒリした痛みとピリピリしたかゆみがありました。
油断したらかいてしまいそうな痛み・かゆみなので、これも耐えます。
耐えれば1日目と同じようにスーッとした清涼感が待っています。
なお、塗布直後に歩くと傷口に塩をねじ込まれたような痛みが発生するので、塗布直後〜清涼感が出るまではなるべく安静にしましょう。
かゆくなったらまた塗布して安静にする、を繰り返します。
3日目(安寧の始まり)
朝のうちはまだ塗布後にピリピリした痛みがありましたが、塗布後に出ていたかゆみはすっかりなくなりました。
また、夜ごろには塗布してもピリッとするくらいでほとんど痛みもなし。
さらに、3日目にして耳がかゆいと感じることが激減しました。
ただし、激減したとしても油断してはいけません。
かゆいと感じたら塗布を必ず繰り返し、耳かきや綿棒や指で耳をかくのは絶対にしないようにしましょう。
4日目以降(#かゆみ とは)
塗布後の痛み、かゆみはもうありません。
それどころか耳がかゆくなることもほとんどなく、ムヒERの出番も激減しました。
それでも少しかゆいかな?と感じたら塗布します。
塗布するとスースーした爽快感だけがあり、かゆみは一瞬にして消えます。
かゆみがなくなった生活
7年間毎日続いていたかゆみ・耳かきが、たった3日で消えるとは夢にも思いませんでした。
(というより、こんなにも続いていたのだから治らなくても仕方ないかーくらいに思ってました)
本当にムヒには足を向けて眠れませんね…。
かゆみがなくなった生活、と題しましたが、現在はムヒERを使い始めて6日目になります。
そのため、ムヒERがなくなるまでは、かゆくなったら塗布を続けようかなと思います。
初めの方で引用したムヒERの商品紹介ページの最後に記載がある通り、本来耳掃除は1〜2週間に一度でよいとのことですが、さすがに7年間根付いた習慣を直すためにも、ムヒERの液がなくなるまでは使い倒す所存です。
なお、1日目の激痛の際にマジかよと思って、ほかの体験ブログを見たのですが、みんな滲みて悶絶していましたね…。
そしてみんな3日ほどでかゆみがなくなったと証言しています。
ムヒERすげぇ!
そういえば、Twitterで誰かが耳のかゆみをなくすためには、耳の入り口をウェットティッシュで拭くだけを3日間続ければよいと言っている人がいました。
なので、もしかしたら3日耐えれば耳の皮膚は再生するということなのかもしれません。
私の場合、塗布後かゆみが消えるという点でも、ムヒERが合っていたのだと思います。
もし私と同じように、長年の耳のかゆみでお悩みの方は、ムヒERを試してみるのも一つの手だと思います。
かゆみ自体がストレスになっている可能性もありますから、かゆみがなくなるに越したことはないと思います!
耳鼻科に行って叱られなくて済むし!
おまけ:使用感以外のレビュー
必要かどうかわかりませんが、使用感以外でどうだったかのレビューを忘れないうちに以下に残しておきます。
どこかの誰かの一助となれば幸いです。
▼使いやすさはどうだったか?
液漏れ防止のためか、容器の蓋は地味に固かったです。
そのため、私の場合はハンカチやティッシュを間にかませて開けてました。
くるピタに関しては、あまりにも早く容器を回すと遠心力で液溜まり部分に液が溜まらないため、気持ちゆっくりめに容器を回しましょう。
綿棒への染み込ませはすごく楽だったので、容器についてはそれだけで十分だと思います。
▼液が耳の奥に垂れるなどはなかったか?
塗布してすぐ横になっても、耳の奥に液が伝うなどはありませんでした。
それどころか、耳の中で液が移動する音などもありませんでしたので、快適でした。
▼外出時はどうしていたか?
外出する際もムヒERと綿棒をいくつか持って行ってました。
耳がかゆくなったらトイレに行って個室で塗り、使用した綿棒はゴミ箱に捨てていました。
私は今のところゴミ箱がないことがなかったのでいいですが、もしものときのために、使用後の綿棒を入れる袋なんかを用意しておくと良いかもしれませんね。
それでは、よいムヒERライフを!